クルマ選びの参考にしてください。

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基本的に安いこと。「ただ、「安い」といっても、大前提として「法外に安い」ということではなく、「リーズナブル」だということです。新車の価格はメー カーが勝手に決めるモノですが、中古車の価格は、売り手と買い手が納得して、はじめて決まります。「みんなが欲しいモノは 高く」、「みんなが要らない!と思っているモノは安い」という原則が貫かれているということです。たとえば、新車時に2000万円するような高性能外車(過給器だの意味のないエアロだの硬いだけのサスペンションだのを適当につけただけで、 数百万円も価格を釣り上げて売っている)が、5年くらいであっという間に500万円くらいに値落ちしてしまうのに対して、少量生産で人気も高く、メーカーが 命懸けで作ったクルマ(たとえばNSXなど)が新車時800万円で、15年経っても300万円くらいしてしまうことからも、「リアルなモノの価値」によって、価格が決められていることがわかる。500万円の5年オチの高性能外車も、300万円の15年オチNSXも、はたまた新車時を上回るプライスを付けられつづけているようなクルマも、十分にリーズナブルということだ。
A2
本体価格:いわゆるクルマ自体の値落ちです。例えば600万円くらいの輸入車の場合、3年オチくらいまでは、ざっくり年間100万円は安くなります。
取得税:自家用車の場合、新車では取得価格の5%が発生しますが、中古車の場合は1年あたり約60%に評価額が減ります。低年式車(古いクルマ)は取得税がかからないことも多いです。
重量税、自賠責:これは、車検が付いてればとりあえず0円。ちなみに、2Lくらいの一般的な国産車の場合、重量税で5万円台半ば、自賠責が3年分で4万ちょっとかかるでしょう。
その他諸費用:販売店によって異なりますが、中古車のほうが安めです。
ちなみに本体価格の安さとは・・・?
本体価格の安さというのは、単に年式に応じて値下がるだけではありません。カーナビゲーション、革製のシートなど、比較的高価なオプションがおトクに入手できます。たとえば新車時に100万円するオプションが付いていたとしても、中古車ではせいぜい30万円ほどしか値上がりません。不人気色でもいいのなら、さらに安いです。たとえばメルセデス・ベンツやBMWの場合、現在白、黒のボディカラーが圧倒的に人気で、たとえば緑色の 高年式なメルセデス・ベンツSクラスなどの場合、同条件の「黒」との価格差は100万円くらい離れていたりします(車体色が違うだけで)。
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正規ディーラー:いわゆる「認定中古車」をメインに販売している正規ディーラーは、ちょっと高くても安心度が高いと言えます。認定中古車には必ずといっていいほど、法定点検・整備以上の項目のメンテナンスが施されており、クルマにも「保証」が付けられています。ここでいう保証というのは、買った後に故障などのトラブルがあったとき、無料で整備などのサービスが受けられること。また、最近のクルマはコンピュータ診断機無しには整備できないことが多く、「最終的に整備はディーラーへ」ということが多い。直接ディーラーでクルマを購入すると、ディーラーに持って行きやすくなる点は◎かも。
とはいえ安心、とは一概には言えない点もある。特に輸入車ディーラーは、技術もサービスもマチマチで過度な期待はしないほうがいい。
こんな人にオススメ・・・基本的には新車購入を考えているけど、1ランク上のクルマに乗ってみたい人。はじめてクルマを買う人で、あんまりクルマに興味がない人はいいかも。
一般中古車販売店:「いわゆる街のクルマ屋さんはこれにあたります。大手チェーンも自らクルマを売ったりしてるし、国産車も輸入車も大半は一般中古車販売店です。『○○自動車』とか 『○○オート販売』など、よく見かけますが、クルマのカタチをしていれば何でもありの世界で、500台くらい並べてるところもあれば、5台しか在庫を持たない店もある。利潤追求が行き過ぎたお店も多い。店ごとに差があり、不安も残る。あまりにも相場より安いクルマばかり並べているショップには気をつけるべし!
こんな人にオススメ・・・何度かクルマを乗り換えてきている人。逆に、最初はぶつけてもイイや、というつもりで安いクルマを探している人。いくつかのメーカーをまたがってクルマ選びに迷っている人。(ホントはディーラーを何軒も回って欲しいけど、物理的に面倒だし)
特定車種販売専門店:「いわゆる『フェラーリ専門店』とか、『フェアレディZ専門店』など、特定の車種を扱う販売店。ディーラーでの整備と比べて、より専門的知識を持っていることから、整備代も安いことが多い。(詳しく言うと、トラブルの発見が早いので時間工賃が安く、無駄な部品を買わないので部品代も安い)。レアで古いクルマが欲しい場合は、ディーラーではメンテできる整備士もほとんどいないし、取り扱いも嫌がられるケースもある。「○○専門店」を名乗ってても、技術も経験も期待できない店もあるので要注意。良い店なんて滅多にない!と覚悟するぐらいの気持ちが必要。
こんな人にオススメ・・・レアでちょっと変わったクルマに乗りたい!と思っている人には、専門店がおススメ。ちゃんとしたスペシャルショップと呼ばれているショップは、ホントに頼りになるはずです。
オークション:ひと言でオークションといっても、「ネットオークションでの個人売買」「業者が参加するオークションへの代行」など
ヤフオク的個人売買
個人売買といっても、現在のヤフオクみたいなものは、業者が出品していることも多い。「店舗で買うよりもちょっと安く買えるかな」かも。実際の個人売買には、本当に安いクルマが出ていたりもする。
オークション代行
業者向けのオークションの代行を専門的に請け負うお店。通常のクルマ屋と比べて「在庫リスク」がない分、安く買える。また、オーダーしてからオークションで落札するため、希望の仕様が見つかりやすくなる。しかし現車を確認せずに買うことになるので、気に入らなかった場合は面倒。また、オークションの採点がいい加減な場合も。
こんな人にオススメ・・・車種が決まっている人。相場価格を知りたい人。

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